BUCKLE KÔBÔアーティストたちの歩み

BUCKLE KÔBÔが2016年より取り組んできたプロジェクトを紹介します。
東京最後のフロンティアとして、クラウドファウンディングでたくさんの方から支援を受けスタートしたBUCKLE KÔBÔ。
鉄工場を改装し、周辺も工場地帯である利点を生かし、都心では制作が難しい大型作品、作業音が大きな作品など
BUCKLE KÔBÔの特性を生かしたプロジェクトをアーティストと共に積み重ねてきました。
その中からいくつかのプロジェクトを紹介します。

根本 敬

  • 根本敬

    80年代より特殊漫画家として活躍している根本敬。「個人の意志を超えた大きな何かに突き動かされて」、ピカソの《ゲルニカ》サイズ(349×777cm)の絵画を描こうとするプロジェクト「ゲルニカ計画」にて“樹海“を半年にわたって制作した。作品完成後は、BUCKLE KÔBÔを中心として開催された芸術祭、鉄工島FESのオープニングセレオニーにて”樹海”お披露目、“樹海“を前にしてライブパフォーマンスが行われた。

  • 樹海

    “樹海” キャンバス、アクリル絵具 / h3490 x w7770 / ゲルニカ計画より, 2017
    Photo: 江森康之

藤元 明

  • 藤元明

    2020年に開催される東京オリンピック。その影響力は東京を中心に強く発信されています。そしてその後に必ず訪れる現実への瞬間を、巨大なシンボル”2021”として様々な場所に実際運搬し設置するという数年間にわたるプロジェクト。
    BUCKLE KÔBÔでは周辺の鉄工所の協力を得てBUCKLE KÔBÔ屋上に引き上げ展示した。

  • 2021

    “2021” コンパネ、アクリル絵具 / h3600 x w10000 / 2021プロジェクトより, 2016

小畑 多丘

  • 小畑多丘

    B-BOY彫刻家である小畑は、B-BOY(ブレイクダンサー)をモチーフとした様々な作品を主に木彫で制作している。B-BOYの要素を最も抽象化させた物体“BUTTAI”を木彫し、それを放り投げ、重力によって再び放物線を描きながら落ちてくる。重力を作品化させた映像作品を制作。写真はその装置である。撮影した映像作品はワタリウム美術館にて開催された「HYPER LANDSCAPE – 超えていく風景」 にて発表された。

  • BUTTAI

    “BUTTAI” 映像 / 展覧会「HYPER LANDSCAPE – 超えていく風景」 (ワタリウム美術館)のため映像作品“BUTTAI”制作, 2017

和田 永

  • 和田永

    大学在籍中よりアーティスト/ミュージシャンとして音楽と美術の間の領域で活動を開始。2015年より、古い電化製品を電子楽器として蘇生させ、さまざまな人を巻き込みながらつくりあげるプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を始動させ取り組んでいる。BUCKLE KÔBÔでは周辺工場で働く人々を巻き込み楽器を制作、鉄工島FESにてパフォーマンスを発表した(写真参照)

  • エレクトロニコス・ファンタスティコス!

    “エレクトロニコス・ファンタスティコス!” 鉄工島FESより, 2018

∈Y∋

  • ∈Y∋

    80年代中期に結成したボアダムスの中心メンバーとして実験的なパフォーマンスを展開、 世界的なアンダーグラウンド・シーンに影響を与える。個人名義では、多数のアーティストと精力的に共演、DJ としても活躍。ヴィジュアル・アーティストとしては、画集を出版、P.S.1 など世界各地の展覧会にも参加。
    BUCKLE KÔBÔ2Fにて1日限りのサウンドインスタレーション “レコーン”制作。鉄工島FESにて発表。

  • レコーン

    “レコーン” サウンドインスタレーション/ サイズ可変 /鉄工島FESより, 2019

西野 達

  • 西野達
    Photo 洞沢佐智

    1997年から主にヨーロッパで活動。屋外のモニュメントや街灯などを取り込んで部屋を建築しリビングルームや実際にホテルとして営業するなど、都市を舞台とした人々を巻き込む大胆で冒険的なプロジェクトを発表することで知られる。現在は東京とベルリンを拠点に活動。
    BUCKLE KÔBÔでは鉄工島FESへの作品として、周辺工場の技術者たちの協力を得て作品を展示。人が住めない京浜島の特性を活かし「夜の主役たち」をテーマに、トラックや街灯、ベッドやソファなどが積みあげられたインスタレーションを鉄工島EFSにて発表。

  • 鉄工島の夜の主たち

    “鉄工島の夜の主たち” ミクストメディア/鉄工島FESより, 2019